アート留学ってどうなの!?

2019/05/31
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皆さんこんにちは!
投稿が大分遅れてしまいましたが、今回は1年間の留学経験をもとにイギリス留学のメリット・デメリット、特にロンドンでのアート留学について書いていきます。


皆さんは、海外留学に対してどのような印象をお持ちですか?
現実味がなくて想像しにくい、不安な面が多い、と感じている人が多いのではないでしょうか。


確かにデメリットはあります。
①留学費用が高い(授業料や生活費など)
②ある程度の英語力が必要(作品の説明/質疑応答/エッセイ・ステートメント/面談など)
③日本と比べて治安は良くないので注意が必要
④引っ込み思案な性格だと一人で過ごす時間が多い

しかし、良い面もたくさんあります。
①ギャラリーが数多くありアートに触れる機会がたくさんある
②美術館では展示を無料で鑑賞できるほか、写真撮影やスケッチも可能
③作品制作はプロセス重視で自由度が高く、技術よりも個性を評価してもらえる
④様々な文化に触れることができる
⑤ヨーロッパへのアクセスが良く低コストで行ける


日本と大きく異なる点は、芸術面では、圧倒的にギャラリーの数が多く最新のアートを常に吸収できることです。その他にも、中世から現代まで幅広く作品が展示されているので非常に充実している点が挙げられます。教育面では、作品の質や技術よりも制作プロセスやアイデアの発展方法などのコンセプチュアルな面を詰めていくスタイルが特徴的です。チューター(教師)は、放任主義なので課題を各自でこなす時に表現するものがないと大変ですが、その分自由に制作することが出来ます。生活面では、留学生の多くは寮で自炊をして生活しています。主な交通手段としては、TUBE(地下鉄)よりも運賃の安いバスを利用しています。美味しくて安いフィッシュ&チップスのお店や日本食レストランのほか各国の料理店もあるので、料理が不味いと言う印象は感じさせません。


さてここで、同コースに所属する日本人学生3名に意見を聞いてきたのでご紹介したいと思います。
上記の他にどのような意見が出てきたのでしょうか?


まずは、僕と同じ彫刻家のKさん。
「芸術文化や市場が定着しているので、アーティストが職業として認められていて、コレクターもたくさんいるのである程度食べていけるような基盤を持っている方がいることが魅力の一つです。授業に関しても、ディスカッションをする機会が多いので、作品の見せ方を意識して考えたりチューターやクラスメイトから批評してもらえる点も良いと思います。一方で、技術の高さが作品の良さに感じる時があり、そこが後回しになりがちなのが疑問に思います。他には、心理学や哲学などを調べるときは、英語より日本語の方が理解しやすいと感じました。」


次に絵画科のMさん。
「様々な人との交流や出会いの場が多く、多文化への理解が深まると共にコネクションを広げることが出来ます。そして、自分自身の準備や動き次第でたくさんのチャンスも生まれます。反対に、アジア人同士や留学経験の少ない人との交流のみだと情報が限られてしまいます。これは女子に対してですが、12月のパーティーシーズンでは特に変な人に引っかからないように気をつける必要があります。留学にあまり費用をかけられない場合、好きな分野のショートコースに参加するのも1つの手です。それから、ロンドンの中心から少し離れると日本の食材を安く手に入れることが出来ますよ。」


最後に、3Dデザイン科のRさん。
「作品について説明したり他の生徒の作品に対しての意見を聞かれたりすることが多いので、自然と話す機会が増えてプレゼンスキルが鍛えられます。他には、大抵のお店はカード払いができるので現金を持ち歩く必要がないことが良い点ですが、24時間営業のコンビニがなく土日はどのお店も早く閉まる事が不便に感じます。バスの運行に関しても、予告なく途中の停留所が終点になり急に降ろされたり、途中で運転手の入れ替わりで待たされたりする時があります。他には、日本と比べてゲームセンターやカラオケなどの遊び場が少ないことが難点として挙げられます。」



と言う事で、三者三様で色々な意見をいただきました。
今回はロンドンでのアート留学のメリット・デメリットについて考えてきましたが、以上のことを踏まえた上で僕の個人的な感想を言うと、海外留学は僕にとって非常に有益な時間を与えてくれたなと感じています。新しい価値観に触れて、今までとは違う視点から見ることで視野を広げることが出来ました。新しいことへの挑戦は、とてもワクワクするし次へのステップアップに繋がっていきます。この投稿が少しでも留学を考える時の参考になればと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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次回は、『ロンドンのカラオケ -海外式と日本式-』について書きたいと思いますのでお楽しみに!

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